20年以上放置していた不動産の相続手続きをサポートした事例
お客様のご状況
20年前、旦那様が50代の頃に他界されていたK様一家からのご相談です。
20年前に預貯金の名義変更手続きはしたものの、不動産の手続きだけが面倒で先延ばしになっていました。相続人の関係は以下のとおりです。
相続人:Kさん(70後半)、お子様2名(40~50代)
相続したご遺産については以下のものがありました。
・東海市のご自宅(土地&建物)
・近畿地方の山林
司法書士によるサポート
ご自宅の土地・建物と、近畿地方の山林の名義変更をサポートしました。
手続きの期間としては、およそ1ヶ月で完了し、スムーズに進めることができました。
相続登記の専門家である司法書士が関与した結果、このようにスムーズに進みましたが、遠方の山林も含めご自身で進めるのはなかなか骨の折れる作業です。
また、旦那様がご存命の時からお住まいのご自宅や、遠方の山林については、特段、手続きをしていなくても日常生活に支障はありません。このように「特に困らないので、やっていなかった」というお声は多く聞きますし、実際にこういった理由で相続登記が未完了であるケースは多々あります。
結果
今回のケースでは、ご家族皆さんがお元気で、数次相続や代襲相続などおこっていなかったので、1か月程度でスムーズに手続きを終えることができました。もし、数次相続や代襲相続、奥様の認知症発症といったことが起こると、大変な手間がかかってしまいます。
相続手続きは一度放置してしまうと後回しになりがちですが、専門家のアドバイスやサポートを受けながらスムーズに進めることで、後々のリスクを回避できます。
身近な方の相続手続きが放置されている場合、一度専門家に相談してみることをお勧めします。