【知多市で相続が発生した方へ】知多市での相続手続きの進め方を司法書士が解説

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【知多市で相続が発生した方へ】知多市での相続手続きの進め方を司法書士が解説

相続手続きは多岐にわたり、期限や必要書類が異なるため、計画的に進めることが重要です。

こちらのページでは、知多市で相続が発生した際の主な手続きと注意点をまとめました。

東海・知多相続遺言相談室でも、様々なお手続きをサポート可能です。ご自身では進められない、途中で止まってしまった、という方はどうぞお気軽に「無料相談」にてお聞きください。

相続が発生したときに市役所で確認すること

相続が発生した際、まず行うべき手続きは以下のとおりです。

死亡届の提出：死亡後7日以内に、故人の本籍地、死亡地、または届出人の所在地の市区町村役場に提出します。知多市では、「おくやみ窓口」で相談ができます。
火葬許可証の申請：死亡届の提出後、火葬を行うための許可証を取得します。これも「おくやみ窓口」で相談が可能です。
健康保険証の返納：故人が国民健康保険に加入していた場合、保険証を市役所に返納します。
世帯主変更届：故人が世帯主であった場合、14日以内に新たな世帯主を届け出る必要があります。

これらの手続きは、知多市役所の「おくやみ窓口」でまとめて相談することができます。詳細は知多市公式ウェブサイトをご確認ください。

知多市ウェブサイト：https://www.city.chita.lg.jp/

相続登記（相続した不動産の名義変更）の流れ

2024年4月1日から相続登記の申請が義務化され、相続発生から3年以内に登記申請をしないと罰則が科される可能性があります。不動産の登記手続きを適切に進めるために、以下の流れを確認してください。

相続登記の手続きの流れ
1. 必要書類の収集
  - 被相続人の戸籍謄本（出生から死亡までの連続したもの）
  - 被相続人の住民票の除票
  - 相続人全員の戸籍謄本
  - 相続人全員の住民票
  - 固定資産税評価証明書
  - 遺産分割協議書（相続人全員の署名・押印が必要）
2. 遺産分割協議を行う
  - 相続人が複数いる場合、遺産分割協議を行い、どの不動産を誰が相続するか決定します。
3. 登記申請書を作成
  - 司法書士に依頼するか、自分で法務局指定のフォーマットを使用して作成します。
4. 法務局へ申請
  - 知多市の不動産は、名古屋法務局半田支局が管轄しています。
知多市の法務局情報

名古屋法務局半田支局
- 住所：〒475-0817 愛知県半田市東洋町1丁目12番地
- 電話番号：0569-21-1095
- 受付時間：平日 9:00～17:00
- 半田支局ウェブサイト：https://houmukyoku.moj.go.jp/nagoya/table/shikyokutou/all/handa.html
相続登記の注意点
- 登録免許税：相続登記には、不動産の評価額に応じた登録免許税（固定資産評価額の0.4%）がかかります。
- 相続人の間で合意が必要：相続登記を円滑に進めるため、事前に遺産分割協議を済ませておきましょう。
- 司法書士への依頼を検討：手続きが煩雑なため、専門家（司法書士）に依頼するとスムーズに進められます。
相続登記は義務化されているため、期限内に適切な手続きを行うことが重要です。法務局の公式サイトや窓口で詳細な情報を確認しながら進めてください。

詳細な手続きや必要書類については、法務局の公式サイトもあわせてご参照ください。

法務局ウェブサイト：https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/index.html

相続した預貯金の解約の流れ

故人名義の預貯金を解約する際の一般的な手順は以下のとおりです。

金融機関への連絡：故人が口座を持っていた金融機関に連絡し、必要書類や手続き方法を確認します。
必要書類の準備：被相続人の戸籍謄本、相続人全員の戸籍謄本、遺産分割協議書、相続人全員の印鑑証明書、金融機関所定の申請書などを用意します。
金融機関での手続き：必要書類を提出し、解約手続きを行います。金融機関によっては、手続きに時間がかかる場合がありますので、早めの対応が望ましいです。

具体的な手続きや必要書類は金融機関によって異なるため、各金融機関の公式ウェブサイトや窓口で確認することをおすすめします。

以下では、JAあいち知多の相続手続きについて、必要書類などを解説しています。

JAあいち知多（アグリス）の相続手続きの流れ【書類サンプルあり】

相続した株・有価証券の手続きの流れ

故人が保有していた株式や有価証券の名義変更や売却手続きは、以下の手順で進めます。

証券会社への連絡：故人が取引していた証券会社に連絡し、必要書類や手続き方法を確認します。
必要書類の準備：被相続人の戸籍謄本、相続人全員の戸籍謄本、遺産分割協議書、相続人全員の印鑑証明書、証券会社所定の申請書などを用意します。
証券会社での手続き：必要書類を提出し、名義変更や売却手続きを行います。手続きの詳細や必要書類は証券会社によって異なるため、事前に確認が必要です。

具体的な手続きや必要書類については、各証券会社の公式ウェブサイトや窓口で確認することをおすすめします。

年金や生命保険の手続きについて

遺族年金の申請：故人が厚生年金や国民年金に加入していた場合、遺族に対して遺族年金が支給される可能性があります。遺族年金の申請には、戸籍謄本や住民票、年金手帳などが必要になります。
未支給年金の請求：故人が受給するはずだった未支給年金がある場合、遺族が請求できます。請求期限は2年以内です。

知多市を管轄する年金事務所： 半田年金事務所